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  • 【サイン本】どれから読む?海外文学ブックガイド 世界編

    ¥1,540($9.76)

    著者直筆サイン入りです。 越前敏弥さんともうお一人(ランダム)のサインが入っています。  この本は2025年7月に刊行したHHブックス第3弾『どれから読む? 海外文学ブックガイド 英語編』の姉妹編である。今回は15人の各国語翻訳者が執筆し、おもに10代の人たちに向けて、ぜひ読んでもらいたい世界各地の文学作品をそれぞれ2作ずつ紹介している。前回が英語圏の作品ばかりだったので、今回は英語以外の作品を中心に、原則として各自の担当する言語で書かれた作品を選んでもらった。本人の訳書もあればほかの人の訳書もあり、純文学・ミステリー・SF・ヤングアダルト(YA)などなど、多様なジャンルの作品が並んでいる。  各4ページの紹介文のなかには、原文と訳文を対照して枠で囲った個所があるので、その作品の醸す雰囲気を感じることができる。英語以外の言語がどんな感じなのかを知ってもらうよい機会にもなるだろう。  中学生ぐらいからの読者を想定しているため、ルビを多めに振ってあるが、並んでいるのは全世代が楽しめる本なので、どなたでも手にとって、読書ガイドとしてフルに活用してもらいたい。  もちろん、どこから読んでもかまわない。 ――「はじめに」より B6判 162ページ 【紹介作品リスト】 阿部賢一 『ロボット RUR』 『シブヤで目覚めて』 泉京鹿 『少年の君』 『1984年に生まれて』 宇野和美 『赤い魚の夫婦』 『プラテーロとぼく』 小山内園子 『屋上で会いましょう』 『青い落ち葉』 木下眞穗 『象の旅』 『過去を売る男』 河野万里子 『星の王子さま』 『カモメに飛ぶことを教えた猫』 野崎歓 『カルメン/タマンゴ』 『ジャカランダの樹』 福冨渉 『The Miracle of Teddy Bear』 『わたしたちが起こした嵐』 舩山むつみ 『香港のシャーロック・ホームズ 神探福邇の事件簿』 『チョプラ警部の思いがけない相続』 古市真由美 『極北の海獣』 『蛇の言葉を話した男』 ヘレンハルメ美穂 『花の子ども』 『アフガンの息子たち』 柳原孝敦 『グルブ消息不明』 「彼方の」(『ポーランドのボクサー』所収) 柳谷あゆみ 『バグダードのフランケンシュタイン』 『歩き娘 シリア・2013年』 横山仁美 『雨雲の集まるとき』 『風をつかまえた少年 14歳だったぼくはたったひとりで風力発電をつくった』 越前敏弥 『ウクライナ わたしのことも思いだして 戦地からの証言』 『オリンピア』 【著者プロフィール】 阿部賢一(あべ・けんいち) 1972年、東京生まれ。東京外国語大学、カレル大学、パリ第Ⅳ大学で学ぶ。東京大学教授。中東欧 の文学・比較文学を研究したり、翻訳している。著書に『複数形のプラハ』、『翻訳とパラテクスト ユングマン、アイスネル、クンデラ』(ともに人文書院)など。訳書にチャペック『白い病』(岩波文庫)、フラバル『わたしは英国王に給仕した』(河出文庫)、ハヴェル『力なき者たちの力』(人文書院)など。 泉京鹿(いずみ・きょうか) 1971年、東京生まれ。フェリス女学院大学文学部日本文学科卒業。北京大学、博報堂北京事務所を経てライター、メディアコーディネーター、翻訳者として94年から約16年間北京で暮らす。訳書に余華『兄弟 上・下』(文春文庫、アストラハウス)、 閻連科『炸裂志』(河出書房新社)、九把刀『あの頃、君を追いかけた』(共訳、講談社文庫)、林奕含『房思琪の初恋の楽園』(白水Uブックス)、玖月晞『少年の君』(新潮文庫)など。大学非常勤講師。 宇野和美(うの・かずみ) スペイン語圏の子どもの本と文芸書の翻訳に携わる。児童書の翻訳に、『ピトゥスの動物園』(あすなろ書房)、『見知らぬ友』(福音館書店)、『この銃弾を忘れない』(徳間書店)、文芸書の翻訳に、『一人娘』『赤い魚の夫婦』(現代書館)、『ハリケーンの季節』(早川書房)、『吹きさらう風』(松籟社)、『小鳥たち マトゥーテ短篇選』(東宣出版)など。スペイン語の子どもの本専門ネット書店ミランフ洋書店店主。日本国際児童図書評議会(JBBY)会長。 小山内園子(おさない・そのこ) 1969年生まれ。韓日翻訳者。訳書に、ク・ビョンモ『破果』、カン・ファギル『大仏ホテルの幽霊』、チョ・ナムジュ 『耳をすませば』、イム・ソヌ『光っていません』、イ・ヒヨン『ペイント』、キム・ホンビ『女の答えはピッチにある』、共訳書にイ・ミンギョン『私たちにはことばが必要だ』、チェ・テソプ『韓国、男子』など。著書に『〈弱さ〉から読み解 く韓国現代文学』、『2人は翻訳している』(共著)。韓国のインスタントラーメン「安城湯麺」が大好きで、いつか公認広報大使になるのが夢です。 木下眞穗(きのした・まほ) ポルトガル語文芸・映像翻訳者。主な訳書に、ジョゼ・サラマーゴ『象の旅』『修道院覚書』、ジョゼ・エドゥアルド・アグアルーザ『忘却についての一般論』『過去を売る男』、リカルド・アドルフォ『死んでから俺にはいろんなことがあった』など。ジョゼ・ルイス・ペイショット『ガルヴェイアスの犬』で第5回日本翻訳大賞を受賞。犬と猫とコーヒーが好き。 河野万里子(こうの・まりこ) 翻訳家。主な訳書に、フランス語作品では『星の王子さま』『カモメに飛ぶことを教えた猫』『悲しみよ こんにちは』『キュリー夫人伝』など、英語作品では『自閉症だったわたしへ』『オズの魔法使い』など。『だいすきっていいたくて』『ジェーンとキツネとわたし』など絵本の翻訳も多い。『レーナとヒキガエルの紳士』で第73回産経児童出版文化賞翻訳作品賞。上白石萌音との共著に『翻訳書簡~「赤毛のアン」をめぐる言葉の旅』。 野崎歓(のざき・かん) 1959年新潟県高田市(現・上越市)生まれ。フランス文学者・翻訳家・エッセイスト。主な著書に『フランス小説の扉』『フランス文学と愛』『夢の共有』『異邦の香り』『谷崎潤一郎と異国の言語』『水の匂いがするようだ 井伏鱒二のほうへ』『香港映画の街角』『赤ちゃん教育』『翻訳はおわらない』、主な訳書にスタンダール『赤と黒』ネルヴァル『火の娘たち』サン=テグジュペリ『夜間飛行・人間の大地』ウエルベック『素粒子』など。 福冨渉(ふくとみ・しょう) タイ語翻訳・通訳者。青山学院大学などで非常勤講師。著書に『タイ現代文学覚書』(風響社)、訳書にPrapt『The Miracleof Teddy Bear 』(U−NEXT)など。他にも、タイの現代作家の作品を翻訳紹介する「はじめてのタイ文学」シリーズを制作・発行。近年はタイ俳優の来日イベント通訳やMCなども務める。中学校まではバスケ部でしたが、高校でジャズ研究部に入ってしまい、すっかりインドア派になりました。 舩山むつみ(ふなやま・むつみ) 文芸翻訳家。放送記者、新聞社の翻訳者、外国大使館員などの職を経験した。20代後半の3年間、働きながらパリ、ロンドンの語学学校で学び、ヨーロッパを旅した。訳書にサルー・ブライアリー『25年目の「ただいま」』、蔡駿『幽霊ホテルからの手紙』、スコット・マリアーニ『背教のファラオ アクエンアテンの秘宝』、紀蔚然『台北プライベートアイ』、『DV8 台北プライベートアイ2』など。 古市真由美(ふるいち・まゆみ) フィンランド語文芸翻訳者。訳書に『極北の海獣』(河出書房新社)、『四人の交差点』(新潮クレスト・ブックス)、『夏のサンタクロース フィンランドのお話集』(岩波少年文庫)、「きょうふの店ゾクゾク」シリーズ(ほるぷ出版)、『暗やみの中のきらめき 点字をつくったルイ・ブライユ』(汐文社)など。「ムーミン小説の邦訳は訳文が改訂された〈新版〉を!」と事あるごとに言って歩く広報委員長(自称)。 ヘレンハルメ美穂(へれんはるめ・みほ) スウェーデン語翻訳者。おもな訳書にスティーグ・ラーソン『ミレニアム』三部作(共訳)、ルースルンド&ヘルストレム「グレーンス警部」シリーズ、ニクラス・ナット・オ・ダーグ『1793』三部作、イェニー・ヤーゲルフェルト『コメデ ィ・クイーン』、アストリッド・リンドグレーン『山賊のむすめローニャ』新訳、ベア・ウースマ『北極探検隊の謎を追っ て』など。 柳原孝敦(やなぎはら・たかあつ) 1963年生まれ、文学教師。著書に『ラテンアメリカ主義のレトリック』、『映画に学ぶスペイン語』、『テクストとしての都市 メキシコDF』など。翻訳書に、アレホ・カルペンティエール『春の祭典』、マリオ・バルガス=リョサ『沈黙 をあなたに』、セサル・アイラ『文学会議』、フアン・ガブリエル・バスケス『物が落ちる音』、ロベルト・ボラーニョ『野生の探偵たち』(共訳)など。 柳谷あゆみ(やなぎや・あゆみ) 1972年東京生まれ。訳書にザカリーヤー・ターミル『酸っぱいブドウ/はりねずみ』、サマル・ヤズベク『無の国の門 引き裂かれた祖国シリアへの旅』『歩き娘 シリア・2013年』、アフマド・サアダーウィー『バグダードのフラ ンケンシュタイン』など。中世イスラーム史研究者(12~13世紀のザンギー朝史が専門)で、14世紀エジプトの官僚手引書の共訳に毎月参加している。 横山仁美(よこやま・ひとみ) 1976年生まれ。大学時代にアフリカ研究を始め、ボツワナにてベッシー・ヘッドのアーカイブ調査を実施。以降、ヘッドの長編小説の翻訳出版を目指して奮闘。2001年エディンバラ大学アフリカ研究センター修士課程修了。外務省専門調査員(在ジンバブエ日本大使館)、JICA、JETROを経て、開発コンサルタントとしてアフリカ地域を中心に業務に従事。雨雲出版を設立し、2025年5月『雨雲の集まるとき』を刊行。 越前敏弥(えちぜん・としや) 文芸翻訳者。1961年生まれ。おもな訳書はダン・ブラウン作品やエラリー・クイーン作品のほか、『オリンピア』『ロンドン・アイの謎』『老人と海』『世界文学大図鑑』など。おもな著書は『いっしょに翻訳してみない?』『翻訳百景』『文芸翻訳教室』『名作ミステリで学ぶ英文読解』など。全国の読書会をまわってご当地のラーメンなどを食べるのが趣味。HHブックス主宰。

  • 【サイン本】四坪の本屋はなにを考えているのか

    ¥770($4.88)

    著者直筆サイン入りです。 本屋とは何か  ぼくは二〇二三年の五月から水道橋にあるビルの三階で「機械書房」という本屋をやっています。本屋といっても部屋の広さは四坪しかなく、高校生の部室くらいの広さですし、古びた雑居ビルの雰囲気から「秘密基地」や「探偵事務所」と呼ばれることも多いです。 (本文より抜粋)  どうして小さなビルの一室で本屋をやっているのか。  機械書房の岸波龍が、隠れ家的本屋の成り立ちを語る小さな新書サイズのZINE。 ページ数 32P 判型 新書版

  • 【サイン本】随筆の技術

    ¥770($4.88)

    著者直筆サイン入りです。   いったい、よい随筆とはなんでしょうか。  一言でそれに答えるのは困難です。しかし、さまざまな技術によって、随筆を少しずつよくしていくこと、「よい随筆」に近づけていくことは可能だと考えます。 (はじめに より抜粋) 書肆imasuの平林緑萌が、『随風』や随筆教室で得た知見をもとに書いた、随筆執筆の指南書。 随筆を書きたい人に向けて、読みやすくコンパクトにまとめまることを心がけた一冊です。 ページ数 32P 判型 新書版

  • ヒモノラをさがしに

    ¥770($4.88)

    生湯葉シホ (ナマユバシホ) 1992年生まれ、東京都在住。ライター、エッセイスト。Web・雑誌を中心にエッセイや取材記事を寄稿している。読売新聞のWebメディア「大手小町」にて「生湯葉シホの生の声」を連載中。著書に『音を立ててゆで卵を割れなかった』がある。 生湯葉シホ、初のZINEは紀行文。 未確認生物・ヒモノラを求めて沼津へ──。 ZINE 発行:書肆imasu 40P

  • 【サイン本】陰の書店員になりたくて!2 松本死闘編

    ¥1,320($8.36)

    筆者直筆サイン入りです。 有原拾太郎『陰の書店員になりたくて!2 松本死闘篇』 A5判・124ページ 望まない店長になった。それでも棚のことを考えていた―― 書店労働記にして棚学の深化。 前作を超える泥まみれの現場記録であり、地方書店論。 文学フリマ東京42発。 内容紹介 「松本店に店長として行ってもらうから」 休日の電話一本で、棚の職人は地方書店の店長になった。 水漏れ、クレーム、深夜の一人徘徊、思いつきで動く上司と会社。 毎日がドラゴンクエストの毒の沼を歩くようにHPが削られる日々。 それでも閉店後の暗闇の中、照明を落とした売り場をひとり歩きながら、棚のシルエットに何かを掴もうとしていた。 やわらかくて毛深い棚を、暗闇で夢想する店長の記録。 目次 はじめに 第一章 前作の反響と私の注釈 第二章 ある日の新宿店 第三章 松本死闘篇 伏流 第四章 松本死闘篇 奔流 第五章 松本死闘篇 過流 第六章 松本死闘篇 暗流 終章 鶏鳴狗盗 こんな方におすすめ 前作『論理棚学論考』を読んだ方(前作未読でも楽しめます) 書店で働いている/働いていた方 望まない役職に就いたことがある方 地方都市で働いた経験のある方 棚論・書店思想に関心のある方

  • 【サイン本】陰の書店員になりたくて!論理棚学論考

    ¥1,100($6.97)

    筆者直筆サイン入りです。 有原拾太郎『陰の書店員になりたくて!論理棚学論考』 A5判・130ページ キラキラしない。だからこそ光る―― 書店エッセイにして書店思想。 マニアックな現場労働記であり、棚学の記録。 文学フリマ東京40発。 「淡々としているのに、滅法おもしろい」「棚に吸い込まれる感覚」と評された一冊。 内容紹介 「誰がやっても同じ」とされるジュンク堂書店の雑誌担当。 失われつつある大型書店の現場知を丹念に記録するうち、 やがて“棚のために働いてしまう”自分に気づく。 売上のためではなく、 分類できることそのものの魔力へ。 労働への嫌悪と、微かな喜び。 それはいつしか成長譚となり、読む者の胸にも残る。 読者の声より 「そんなに考えていたの?」「よく覚えてるね……」と驚かれる、マニアックで濃厚な観察と記述。 ジュンク堂書店の「臭み」「えぐみ」まで描き出す生々しさ。読んでいて、棚に吸い込まれそうになった。 最後の章の狂気じみた分類思想は、おかしいのに分かる気もする。仄暗い欲望が静かに胸に残る。 書店員が、会社のためでもお客様のためでもなく、棚のために働いている。それがちょっとおかしくて、でもすごく分かる。 目次 第一章 新入社員の頃 第二章 福岡の地へ 第三章 新宿店出店 第四章 新規店の作り方(前編) 第五章 新規店の作り方(後編) 第六章 書店におけるジャンル 第七章 棚の思想は示される(元棚主義と分類の魔力) こんな方におすすめ 書店で働いている/働いていた方 大型書店、ジュンク堂書店に興味のある方 書店論・分類論・棚文化に関心のある方 自分の働く意味にうっすら疑問を持っている人

  • 【サイン本】「監禁」された翻訳者の手記&プラハ旅行記 完全版

    ¥1,540($9.76)

    著者・越前敏弥さんのサイン入りです。 『ダ・ヴィンチ・コード』のダン・ブラウン作品、エラリー・クイーンなどのミステリ、ディケンズ『クリスマス・キャロル』、ヘミングウェイ『老人と海』など幅広い小説に携わる翻訳家の越前敏弥さんによる、インディペンデントレーベル〈HHブックス〉第4弾。 『「監禁」された翻訳者の手記&プラハ旅行記 完全版』  越前敏弥  2026年2月刊 B6判 160ページ 定価1,400円+税  2025年11月6日、ダン・ブラウンのラングドン・シリーズ第6作『シークレット・オブ・シークレッツ』が日本で翻訳刊行された。  その翻訳作業は、6人の翻訳者が出版社の一室に「監禁」されたも同然のきわめて特殊な環境で、極秘裏に進められた。本書の前半は、代表訳者である越前敏弥が、3か月に及ぶ「監禁」の日々に起こった出来事や心の動きを克明に綴った手記である。残り5人によるそれぞれの回想録も併せて掲載した。  後半には、訳書刊行後、思わぬいきさつから越前がチェコのプラハへと飛び立ち、3日にわたって作品の舞台を歩きまわったときのレポートを収録した。  全編を通して、ネタバレの記述は避けているので、『シークレット・オブ・シークレッツ』を未読のかたが読んでもまったく問題なく楽しめる。ただ、第2部のプラハ旅行記は、作品を読んだあとに目を通すと、その楽しみが何倍にもなるだろう。 『監禁された翻訳者の手記&プラハ旅行記【完全版】』 「はじめに」より https://note.com/t_echizen/n/na51a6ce8d904

  • 【サイン本】どれから読む? 海外文学ブックガイド 英語編

    ¥1,540($9.76)

    著者・越前敏弥さんと白石朗さんのダブルサイン入りです。 『ダ・ヴィンチ・コード』のダン・ブラウン作品、エラリー・クイーンなどのミステリ、ディケンズ『クリスマス・キャロル』、ヘミングウェイ『老人と海』など幅広い小説に携わる翻訳家の越前敏弥さんによる、インディペンデントレーベル〈HHブックス〉第3弾。 『どれから読む? 海外文学ブックガイド 英語編』  金原瑞人・三辺律子・白石朗・芹澤恵・ないとうふみこ・越前敏弥  2025年7月刊 B6判 166ページ 定価1,400円+税  この本では、6人の翻訳者がおもに十代の人たちに向けて、ぜひ読んでもらいたい英語圏の文学作品をそれぞれ6作ずつ紹介している。自分の訳書もあればほかの人の訳書もあり、純文学・ミステリー・SF・ヤングアダルト(YA)などなど、さまざまな作品が並んでいる。  各4ページの紹介文のなかには、原文と訳文を対照して枠で囲った個所があるので、その作品の醸す雰囲気を感じることができる。  中学生ぐらいからの読者を想定しているため、ルビを多めに振ってあるが、並んでいる本は全世代が楽しめる本ばかりなので、どなたでも手にとって、ご自分にとってのベスト作品を見つけてもらいたい。  もちろん、どこから読んでもかまわない。                   ――「はじめに」より 《本書で紹介されている作品やシリーズなど》 『嵐が丘』、「アンブレラ・マン」、『いっしょに翻訳してみない?』、「選ばなかった道」、『火星の人』、『霧』、『靴を売るシンデレラ』、『クラーク・アンド・ディヴィジョン』、『グラフィック版 アンネの日記』、〈黒後家蜘蛛の会〉シリーズ、『鋼鉄紅女』、『さよなら、シリアルキラー』、『シートン動物記 サンドヒルの雄ジカ ほか』、『死者は嘘をつかない』、『少女神第9号』、「白い手の怪」、『新訳 ロミオとジュリエット』、『タイムマシン』、『たったひとつの冴えたやりかた』、『短編回廊 アートから生まれた17の物語』、「小さな手」、『闘牛の影』、『西の果ての白馬』、「二十年後」、『パーフェクト・マッチ』、『はなしをきいて 決戦のスピーチコンテスト』、〈ハリー・ポッター〉シリーズ、『ピアノ調律師』、『二つの心臓の大きな川』、『ぼくにだけ見えるジェシカ』、『マーダーボット・ダイアリー』、『ミニ・ミステリ100』、『目で見ることばで話をさせて』、『ラッキーボトル号の冒険』、『老人と海』、『ロンドン・アイの謎』、『わたしを離さないで』、Oddly Enough https://note.com/t_echizen/n/na908b36e0274

  • 【サイン本】翻訳百景ふたたび

    ¥1,540($9.76)

    著者直筆サイン入りです。 『ダ・ヴィンチ・コード』のダン・ブラウン作品、エラリー・クイーンなどのミステリ、ディケンズ『クリスマス・キャロル』、ヘミングウェイ『老人と海』など幅広い小説に携わる翻訳家の越前敏弥さんによる、インディペンデントレーベル〈HHブックス〉第2弾。 4つの章のテーマはダン・ブラウン、エラリー・クイーン、読書会、語学と翻訳となっています。 第1章 その後のダン・ブラウン翻訳秘話   『インフェルノ』文庫版&『翻訳百景』刊行記念公開対談   『オリジン』とダン・ブラウン来日   次作はまだ? 第2章 エラリー・クイーンは永久に不滅です   怒濤の16作   苦闘の5作   エラリー・クイーン長編作品リスト 第3章 読書会トラベラーの軌跡   全国翻訳ミステリー読書会の思い出   オンラインに変わっても 第4章 語学・翻訳・学ぶこと   文芸翻訳の基本と実践   翻訳出版の企画を立てるには   シリーズ存続のために   英語と日本語のはざまで 翻訳で深める英文理解   知は力なり   「場を作る」ということ あとがき 初出一覧

  • 【サイン本】訳者あとがき選集

    ¥1,540($9.76)

    著者直筆サイン入りです。 『ダ・ヴィンチ・コード』のダン・ブラウン作品、エラリー・クイーンなどのミステリ、ディケンズ『クリスマス・キャロル』、ヘミングウェイ『老人と海』など幅広い小説に携わる翻訳家の越前敏弥さんによる、インディペンデントレーベル〈HHブックス〉第1弾。 過去およそ25年間の訳業のなかから選び出した21作品のあとがきに、それぞれ最新の加筆と、「あとがきのあとがき」が加えられている。ブックガイドとしても、小説家たちにまつわるエピソードや翻訳小説出版の裏話が散りばめられたエッセイとしても読める一冊。 越前敏弥さんのnoteより、本作の紹介 ……軽出版(個人出版)の形で『訳者あとがき選集』(HHブックス)を刊行します。HHは翻訳百景の略で、今後はおもに翻訳の技術や周辺事情などに関する本、さらにはこの枠で刊行できる翻訳書などを無理のないペースで出していきたいと考えています。
『訳者あとがき選集』にあとがきを収録している21作品のタイトルは以下のとおりです。 はじめに
 この本では、わたしが文芸翻訳の仕事をはじめてから現在までに書いた「訳者あとがき」のうち、計21作品のものを選び、刊行順に並べた。選出にあたっては、ひとりの作家について1作品を原則とし、ジャンルや作品のタイプがなるべく異なるものを集めることを心がけた。それぞれのあとがきの末尾には、その作品や作者にまつわる後日談やちょっとした裏話などを追記している。
 それぞれが独立した内容なので、順番に読む必要はないが、時代順にながめていくと、文芸翻訳者の仕事や日常、さらには、ひょっとしたらこの四半世紀の翻訳出版の歴史の一端が見えてくるかもしれない。 【あとがき収録作品】(刊行順)
『デッドエンド』 『飛蝗の農場』 『ボーイ・スティル・ミッシング』 『天使と悪魔』 『父さんが言いたかったこと』 『さよなら、コンスタンス』 『ダ・ヴィンチのひみつをさぐれ!』 『SIX‐WORDS たった6語の物語』 『夜の真義を』 『レーン最後の事件』 『解錠師』 『シートン動物記 オオカミ王ロボほか』 『世界文学大図鑑』 『ダイアローグ』 『大統領失踪』 『おやすみの歌が消えて』 『クリスマス・キャロル』 『天使と嘘』 『ロンドン・アイの謎』 『オリンピア』 『老人と海』 https://note.com/t_echizen/n/nf4770da1f879

  • jem Vol.2

    ¥2,100($13.30)

    【まえがきより】 日本語文学の海外普及と、いまだ知られざる海の向こうの文学(特になんらかの意味で周縁に位置する (marginalized) 作品)の紹介を二本の柱に据えた「jem」の2号をここにお届けします。「jem」は宝石、珠玉を表す英語gemと、日本語文学Japanese Literatureの頭文字を組み合わせた造語です。優れた翻訳は日本語にとっての財産であるという考えのもと、翻訳文学についても取り上げていきます。 【目次】 まえがき 変化の風が吹くとき 総力特集 「世界の中の日本文学」の現在 Ⅰ  インドネシアにおける日本文学受容の一側面 太田りべか アラビア語圏における現代日本文学の翻訳―その歩みと今 ラナ・セイフ ポーランドにおける日本近現代文学―『不如帰』から李琴峰まで アンナ・ザレフスカ 芝田文乃訳 日本近現代文学・ポーランド語訳主要100冊 アンナ・ザレフスカ選 フィンランド語に翻訳された日本の文学作品についての一考察 上山美保子 日本近現代文学フィンランド語訳リスト 上山美保子作成 Ⅱ  二〇〇〇年以降の日本現代詩の英訳状況と課題 田中裕希 中国における日本の幻想文学の受容 劉佳寧 翻訳家インタビュー パトリック・オノレ 聞き手=木村夏彦 私たちの知らない所で日本文学の花は咲いている―種子への讃歌としての小さなリファレンスガイド〈1〉 木村夏彦 小特集 覚醒する韓国SF ブラックボックスとのインタビュー キム・ヘユン 廣岡孝弥訳 韓国SF―ジャンルの固有性と現代的テーマ意識 イ・ジヨン 廣岡孝弥訳  未訳作家アンケート ソ・ユンビン/へ・ドヨン 執筆者略歴 --- 頒布価格:2100円税込(A5版、200ページ) 装画、表紙デザイン:YOUCHAN(トゴルアートワークス)

  • jem Vol.1

    ¥1,500($9.50)

    日本語文学の海外普及と、いまだ知られざる海の向こうの文学(特になんらかの意味で周縁に位置する作品)の紹介を二本の柱に据えた新文芸誌が登場! 執筆陣(アンケート回答者含む)には日本翻訳大賞発起人の西崎憲から阿部大樹、鯨井久志ら90年代生まれの気鋭の翻訳家、石川美南、堀田季何、菅原慎矢ら短詩型分野の異才、また中国、アメリカ、イギリス、カナダ、スペイン、ベネズエラ(日本在住の書き手を含む)の翻訳家・研究者など多彩な顔ぶれが揃います。 特集〈未来視する女性作家たち〉は時代の制約を超えて未来を明敏に見通した女性作家、あるいは「いま、ここ」を基準にした未来から遡ったときにそのように想起されるにちがいない書き手たちを取り上げています。山尾悠子らの作品を中国語に移し替えている俊英・劉佳寧へのインタビュー、あわいゆき、山口真果、渡邊利道、大島豊による熱のこもったブックガイドを収めます。 アンケート企画として、史上初??日本語表記における不可思議で愛くるしい存在であるルビに着目し、「大好きなルビ」について思う存分に語ってもらうルビアンケート、日本文学の海外受容の一端を知ることができる海外翻訳家・研究者アンケート、国内の文芸翻訳家にAIや機械翻訳ツールとの付き合い方について聞く翻訳環境アンケートの三種類を収録。 小特集〈東方幻想の世界〉はいまから百年ほど前、ほとんど自分の想像と〈異国〉への憧れだけを手がかりに幻想の東洋を舞台にした美しい物語を憑かれたように書き続けたフランク・オーウェンの短篇二作を高山直之の流麗な翻訳で掲載。同じくオーウェンを愛する西崎憲による、東方幻想作家案内の紹介文を付しています。 その他、木村夏彦による韓国における日本文学受容についての論考、「ブックガイド 詩に近づく小説、小説に近づく詩」、翻訳家・増田まもるへのインタビュー、2024年度のブッカー賞を受賞したSamantha Harvey『Orbital』の書評、「訳者あとがき」についての翻訳文化論的エッセイなどを収録。 目次 特集 未来視する女性作家たち  翻訳家インタビュー 劉佳寧 聞き手=木村夏彦 作品ガイド パンデミックを考えるための国内小説10 あわいゆき 2014年以降にデビューした作家の英語小説30 山口真果 国内SF20 渡邊利道 海外SF短篇25 大島豊 連続アンケート企画 史上初・大アンケート 記号に恋して あなたの大好きなルビを教えてください! 秋草俊一郎/阿部大樹/石川美南/礒崎純一/菅原慎矢/垂野創一郎/西崎憲/平山亜佐子/堀田季何/マヌエル・アスアヘアラモ/山本貴光/木村夏彦 緊急アンケート 実装しない、する あなたの翻訳環境を教えてください 秋草俊一郎/大島豊/岸谷薄荷/鯨井久志/白川眞/垂野創一郎/増田まもる 海外翻訳家・研究者アンケート 世界に拡が(り続け)る日本文学の行方 木海/焦陽/パウ・ピタルク・フェルナンデス/ヘレン・ホラン/ローレル・テイラー/王子豪 国別展望 韓国における日本文学受容 木村夏彦 ブックガイド 詩に近づく小説、小説に近づく詩  木村夏彦 小特集 東方幻想の世界 「クォ・ファンの黄金の時」「折れた柳」 フランク・オーウェン 高山直之訳 東洋の不思議な作家たち 西崎憲 《執筆・聞き手=木村夏彦》 カンヴァセーション・ウィズ・フレンズ〈1〉 増田まもる On Haruki Murakami’s Lesser-known Sci-Fi Critiques—Ellison, Le Guin, and Others ミミ・シェン訳 A Note on Translators' Notes 千羽鶴 《未訳作レビュー》Samantha Harvey Orbital 執筆者略歴、編集後記 装画、表紙デザイン:YOUCHAN(トゴルアートワークス)

  • 地に足をつけて 上高地線写真集

    ¥1,650($10.45)

     2023年7月に写真集『そこに人がいるから』を自主制作した小林智樹さんの、上高地線写真集の第2弾です。  信州松本市の上高地線沿線の四季と、人々の暮らしが見える、やさしい写真集となっています。巻末には1編のエッセイも。撮影時の様子を紹介するパンフレット「写真集こぼればなし」も付録でついてきます。 著:小林智樹 判型・頁数:B6変形、80ページ 発売日:2025年4月12日

  • そこに人がいるから 上高地線写真集

    ¥1,000($6.34)

    信州は長野県松本市の上高地線の風景写真集です。 電車と人の営みがやさしく写し取られています。 巻末には上高地線への思いが込められたエッセイも。 付録は「てくてくとことこしましません 上高地線沿線散策マップ」。 著:小林智樹 判型・頁数:B6、48ページ 発売日:2023年4月

  • 沈んだ名 故郷喪失アンソロジー

    ¥1,650($10.45)

    SOLD OUT

    様々な理由で「故郷」を「喪失」した書き手たちが、「故郷喪失」をテーマに書いた全13編の小説・エッセイと論考1編を収録したアンソロジー。「故郷喪失」とは一体何なのか、なぜいまそれを語るのか、という問いに真摯に取り組んだ選りすぐりの作品が揃っています。 【収録作品】 いとー「あらかじめ決められた喪失者たちへ」 城輪アズサ「ロードサイド・クロスリアリティの消失」 闇雲ねね「これはあくまで私の話」 オザワシナコ「採集作業」 江古田煩人「帰郷の旅路」 伊島糸雨「塵巛声」 万庭苔子「回転草(タンブルウィード)」 藤井佯「安全で安心な場所」 湊乃はと「遺愛」 灰都とおり「絶対思想破壊ミーム小夜渦ちゃん」 神木書房「祝杯」 犬山昇「壊れていくバッハ」 玄川透「富士の雅称」 藤井佯「ながいあとがき」 編者 藤井佯 判型 文庫 15cm×10cm ページ数 258P 発行日 2024.5.12

  • 【サイン本】ドロップぽろぽろ

    ¥1,430($9.06)

    SOLD OUT

    著者直筆サイン入りです。 中前結花 兵庫県生まれ。エッセイスト・ライター。2010年に上京。会社員を経て独立し、現在は多数のWebメディアで執筆中。2023年、初の単著『好きよ、トウモロコシ。』(hayaoki books)を刊行。目標は、強くてやさしい文章を書くこと。 『好きよ、トウモロコシ。』も話題の中前結花、初の私家版エッセイ集。 過去の作品に大胆に加筆し仕上げたもの5編と、書き下ろし6編を収録。「ぽろぽろこぼした涙の記憶」をテーマにしていますが、ちっとも悲しい本ではありません。大真面目だけど、ちょっとおかしく、ちょっと切ない。大人のあなたにこそ読んでほしい1冊です。 デザイン:飯村大樹さん  装画:ちえちひろさん B6判 187ページ 1430円(税込)

  • 生まれつきの時間 inch magazine PocketStories 01

    ¥1,210($7.67)

    SOLD OUT

    inch magazine PocketStories 01 生まれつきの時間 著者 ファン・モガ 2006年に来日、東京在住。漫画家制作スタジオを経てIT企業で勤務しながら韓国語で執筆した『モーメント・アーケード』が2019年第4回韓国科学文学賞中短編部門で大賞受賞し、作家デビュー。邦訳された作品はほかに『透明ランナー』『スウィート、ソルティ』など。未邦訳に短篇集『夜の顔たち』、長篇作品『私たちが再び巡り逢える世界』『言葉なき者の声(仮)』などがある。 訳者 廣岡孝弥 1981年富山県生まれ。『トトノイ人』をはじめ、リトルプレスの制作やサポート業に従事。2021年第5回「日本語で読みたい韓国の本 翻訳コンクール」にて『モーメント・アーケード』で最優秀賞を受賞。オープンダイアローグ・ネットワーク・ジャパン正会員。 「短篇小説をポケットに」 inch magazine PocketStories第一弾は韓国SF短篇小説。 人類が一度滅亡したあとの世界。「成長センター」で目覚めたアルムはすでに十五歳だった。生殖能力をなくした人類を再生するプログラムで急速な教育とリハビリを与えられたアルムは、ある日センターを逃げ出すが……。 2019年に韓国屈指のSF新人文学賞である第四回「韓国科学文学賞」の中短篇部門で『モーメント・アーケード』(2022年日本版はクオン刊)が大賞に選ばれてデビューした、SF作家ファン・モガによる未邦訳作品です。原著は韓国のSF雑誌「The Earthian Tales」No.2で2022年4月に発表され、高い評価を得ています。 本書は、韓国で加熱する教育格差や世界で問題になるジェンダー格差など、様々な不平等を描きながら誰にも普遍的な優しい物語になっており、正確な論理的な科学技術に基づいた本格的ハードSFとは異なる、「少し不思議=SF」かつ、現実社会の問題と向き合う作品です。 本書の巻末には韓国に留学中で小説やエッセイなどを執筆するモデルの前田エマさん(「Hanako Web」など)と、「韓国SF小説が描くもの」について作者と対談しました。 格差やジェンダー問題などの現実社会の厳しさを韓国社会で見つめる役目として、文学や詩の重要性を民主化運動などを通して育んできた歴史のある韓国。現在、韓国に留学していて感じる視点から語っていただきました。 表紙カラー、本文モノクロ80ページ、中綴じミシン製本 サイズ:W106mm×H184mm 発行:菅原祐樹(inch media) 装丁:坂脇慶 装画・挿画:大川久志

  • この星を離れた種族 inch magazine PocketStories 02

    ¥1,210($7.67)

    SOLD OUT

    生まれつきの時間 inch magazine PocketStories 02 パク・ヘウル 小説家。長編小説『ギパ』で第3回韓国科学文学賞長編部門の大賞を受賞し、SFを書き始めた。2024年に短編集『ゆりかご惑星』を出版した。日本語への翻訳は今回の『この星を離れた種族』が初。短編「ゆりかご惑星」は、イギリスでの映画化契約が締結された。 廣岡孝弥(翻訳) 1981年富山県生まれ。『トトノイ人』をはじめ、リトルプレスの制作やサポート業に従事。2021年第5回「日本語で読みたい韓国の本 翻訳コンクール」にて『モーメント・アーケード』で最優秀賞を受賞。オープンダイアローグ・ネットワーク・ジャパン正会員。 韓国SF界が期待する作家が描く、世界に蔓延る経済格差や人種差別の構造、そして人間の理性に迫る「気候変動+SF」。 海外文学翻訳シリーズ「PocketStories」の第二弾として、邦訳は初となる韓国で今注目のSF作家、パク・へウルのショートショート「鉄の種族」と短篇小説「ゆりかご惑星」の二篇を収めた『この星を離れた種族』を刊行。 「鉄の種族」は、地球を離れた人類の痕跡を探査する地球外生物の視点で「報告書」という形を取りながら、なぜ人類がいなくなったのか、ユーモラスな誤解などを混ぜながら推察するというショートショート。 短篇小説「ゆりかご惑星」は、両親を亡くしてたどり着いた国でゴミ清掃員として働く難民女性の回想録を通して語られるお話。より良い生活のために娘と家族の安全と引き換えに、人類が近い将来、地球外の惑星に移住できるようにテラフォーミング(地球化)する職を得るが、家族と何光年も離れた星でひとりその任務を遂行する中で様々な矛盾に葛藤していく。そして主人公はある行動に出る……。 中短篇ほどの長さながら、過去と現在、数十年後の未来に至るまでの物語と惑星を越えた母と娘の強いつながり、格差や差別の構造や難民であり女性であるという弱い立場の人間の目線といった様々な要素が描かれています。 装画、挿画は滝口悠生『長い一日』、窪美澄『ははのれんあい』などで絵を添えている松井一平氏によるものです。 〈目次〉 05 鉄の種族  11 ゆりかご惑星 56 訳者解説 64 気候変動SF小史 橋本輝幸(SF書評家) 表紙カラー、本文モノクロ80ページ、中綴じミシン製本 サイズ:W106mm×H184mm 発行:菅原祐樹(inch media) 装丁:坂脇慶 装画・挿画:松井一平

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